歌手&ボイスアドバイザーのM.Tさんからの投稿です。
文章から、声帯結節は、喉頭環境を整えることで予防や再発を阻止できることがわかりますね。
M.Tさんの、ますますのご活躍をお祈りしております。
自分の楽器でありながら、構造もコント
ロール、メンテナンスの方法も知らず、長
年の自己流がたたり、歌うたびに楽器を壊
し続けていました。そんな壊れかけた楽器
を救ってくださったのが、ボイスケアサロ
ンの會田先生です。5回以上の結節の原因
をつきとめてくださり、説明してくださっ
た時には、涙が出そうになりました。これ
で不安なく歌うことができるようになる、
その安心感だけでも喉のしめつけが軽減さ
れるような気持ちになりました。約2年間
定期的に施術していただき、ボイスケアキ
ャンディも併用しながら、今ではライブ後
の喉の重さや声枯れもなく安心して歌って
います。昨年秋には12日間で8本のライ
ブを行いましたが、お客様にも喜んでいた
だきやり遂げることができ自信がつきまし
た。先生のブログやサロンでお話から勉強
させていただき、よい声を出すためのメカ
ニズムを理解し、満足いく歌が歌えるよう
にと日々、努力していく所存です。
追記:声帯結節の根本原因は、喉頭周辺筋の硬さにあると考えます。繰り返し罹患するボイスユーザーを数多く検査および調査してわかってきました。グライディングテストでクリック音陽性、
LDP (喉頭深奥ポジション)、甲状軟骨板上筋群の筋硬度20Tone以上の場合は、声帯結節ができやすい状態にあります。より良いボイスライフを満喫していただくためにも、喉頭の整備(ⅰ柔軟性の獲得、ⅱ筋運動性能の向上)は不可欠ですよね。そう、整備不良の楽器で演奏するプレーヤーなんていません。一流の演奏家ほど、楽器の質にこだわります。声も同じ・・・
喉ニュースが2012年2月26日、
300万アクセスに達したことを受け、各方面からお祝いのお言葉をいただいております。
以下に掲載いたします。〔名前の五十音順・敬称略〕
●AKIRA (♪AKIRAの音楽教室代表)
會田先生、喉ニュース300万アクセス本当におめでとうございます。
凄まじい記録ですね。
僕も喉ニュースを見ていつも勉強させて頂いていますが、
先生の書く記事の内容の深さと正確さには感嘆しっぱなしです。
これだけ中身の詰まった内容をこれだけ膨大に書かれているわけですから、
この大記録とアクセス数も頷ける気がします。
きっと大勢の方が先生の書く記事を毎日楽しみにしている事と思いますが、(僕もその一人です)
先生も毎日かなりの時間と労力を使って記事を書かれていると思います。
どうぞお体には気を付けてご自愛下さい。
今後どんな大記録が生まれるのか楽しみにしています。
元々僕が會田先生と知り合ったのは
ボイスケアサロンに患者として来院した事がきっかけでしたが、
ボーカルやボイストレーナーが考えなかった全く新しい視点、
ボイストレーニングでは出来ない外部からの喉頭へのアプローチ、
會田先生の知識豊富なお話も施術内容も、あの時はもう全てが本当に衝撃でした。
今でも鮮明に覚えています。
僕のボイストレーニングの指導でも【リラックス】を一番の軸にしていますが、
會田先生やボイスケアサロンの施術との出会いがなければ
喉のリラックスというものが歌唱や発声においていかに重要なのか、
どういう状態がリラックスしている状態なのかというのも今のようには分からなかったと思います。
あらゆる概念や価値観を塗り替えてくれた會田先生との出会いに大変感謝しています。
ボイスケアサロンの施術、そして會田先生の技術は
これから先も時代の最先端を創り出す画期的なものであり続けるだろうと確信しています。
會田先生とボイスケアサロンの今後の益々のご発展をお祈りしています。
●桜田ヒロキ (桜田ヒロキヴォーカルスタジオ代表)
會田茂樹先生
いつも大変お世話になっております。
この度、ブログの訪問者数が300万人を突破されたとの事、お祝い申し上げます。
會田先生が、外喉頭の観点から、医学的に有意義な情報を配信なさっており、それが多くの方達に受け入れられている一つの証拠とも言えると思います。
これからもお体にはご自愛の上、益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
●JOY (タレント)
會田先生、この度は喉ニュース300万アクセス達成おめでとうございます!
思えば僕がボイスケアサロンの存在を知ったのも、インターネットで喉ニュースを見つけたことが始まりでした!
最初は専門用語に苦戦して難しくて理解するのが大変だった喉ニュース(笑)
今では先生のおかげで知識もついてきまして、楽しく読ませていただいてます!
おそらく全国にたくさんの喉ニュースファンがいるかと思いますが、僕もそんなファンの一人としてこれからも喉ニュースを楽しく読み続けていきます!
300万アクセスって…
相当すごいですよ!(笑)
本当におめでとうございます☆
●赤飯 (歌手)
つい先日200万アクセス達成だったと思えば
早くも300万アクセスおめでとうございます!
喉ニュースを見ている方が
増えている証拠ですね。
これからも會田先生の更なる研究の発展をお祈りしております◎
●DAISAKU (DAISAKUボイススクール代表)
會田先生
喉ニュース300万アクセス突破本当におめでとうございます!!
先生の努力あってのことですね。
実に素晴らしいことだと思います。
これからも悩めるシンガーや声優、アナウンサーなど沢山の方々をサポートする素晴らしい活動を続けて頂きたいと思います。
これ以外にも、多くの皆さまからお祝いのお言葉をいただいております。
いつも、お気に留めていただき、心より感謝申し上げます。
さらに、良い記事を投稿できるよう最善を尽くしたいと存じます。
會田茂樹 (あいだしげき)
EAさんからメッセージをいただきました。
ありがとうございます。
元々、声の良い秋山さんでしたが、この頃は抜群の美声になったのです。
ひと声 聞けば「おぉ、良い声してる!」と感じるはず。
喉頭の形状も Excellent 。
甲状軟骨の大きさと角度、輪状軟骨の大きさと位置・・・
ご本の許可を得て、喉頭部写真をのせました。
さらなるご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げます。
ボイスケアサロンで初診を受けたのは2011年の6月になります。
自分は体が弱いので入退院をよく繰り返しています。
音楽と声に拘りが非常に強いので、声が出し辛くなってからは、身体的に生きているけれど、精神的に生きている感覚を今一つ感じられない燻ぶって悶々とした日々をただただ送っていました。
今振り返ればですが、初診時は甲状軟骨・舌骨は筋肉の奥へめり込み、柔軟性は皆無に等しい、間違った発声法の成れの果ての喉の状態になっていました。
初めの頃、先生に「甲状軟骨を前に出す」と言われても、甲状軟骨両翼に筋肉がこびりついている状態なので「ホントなのか?」とそれをイメージできませんでした。
何回か通ううちに甲状軟骨はに柔軟性が出て、10~11月ぐらいからは舌骨を前に出す事に集中していました。この時は甲状軟骨が前に出た経緯があるので、大変だけどいけると思っていました。
そして舌骨が前に出始めて仕上げの段階。
甲状軟骨よりも舌骨を前に出す。もちろん上級の柔軟性も。
これは12月~1月くらいだと思います。
ここで躓きました。自分の舌骨は大きい上に、重度の首・肩こりがありました。
この頃からマメに首・肩のストレッチをするようになりました。
声がよく出る人になったけれど、魅力的な声とは、又そうなるにはどうしたらいいのだろうと考えていた時期でもありました。
2月の1/fゆらぎの施術で、どういうわけか舌骨がより前に出てきました。
サイケデリックに喉が溶けていくような感覚は受けていて心地よかったです。
自己満足の極地ですが、魅力ある声になってきたと思います。
この施術を聞いた時は、効果を期待するのはもちろんですが、
最先端を試行錯誤しながら切り拓いていく姿勢を感じたい。
という動機の方が強いなか参加しました。
なので予想外に良い結果が出て、受けて良かったです。
施術中、よくこんなこと考え付いたなぁと感心していました。
自分にはこの施術も合っていたんだと思います。
話は少しかわりますが、ボイスケアサロンは単に柔軟性のアプローチから発声能力を向上させるだけの所ではないということです。
自分が通っていて思ったのは耳も鍛えられたことです。
声がどういう原理で成り立っているのかを少しずつ知ることによって、声質を深く理解する事ができる。
声質を理解していく事で様々な声を聞き分けられる。
そして、院内に置いてあるオーディオはいい音がしています。良いオーディオについても実際に知ることができました。
自分の独断ですが、人間の声は弦楽器や管楽器の音の要素を併せ持っている印象を受けるのでそういった楽器を聴いてよりよい声とは、よりよい音とは、と考えるようになりました。
今はアニメの声優が各話によって喉や鼻の調子、声色が微妙に違うのを感じることが多くなってきています。
あと此処は発声方法は教えていないのですが、触診での印象で「喉に変な力をいれて間違った発声をした疲れ方をしている。」「輪状甲状筋が少し付いてきてる」「とにかく力を抜いて楽に発声できるように」など、ヒントになる言葉をくれます。
「とにかく力を抜いて楽に発声する」に尽きるのだと思いますが。
結果を焦る感情が喉に力を入れさせてしまいます。
筋肉が育つ大体の期間を教えてもらったので、今はじっくり確実に鍛える事に集中できます。
後は実際に通ってからの「喉ニュース」の理解度です。
実際に教えてもらって見るのと、生半可な独学の知識だけで見るのでは全然違います。
初診で何も歌ってないのに、歌で困っている事をバチバチ当てられたときは驚き、感心しました。
先生はその人自身よりもその人の喉・声の本質を分かっている部分があるという事です。
6月から通う前に思い描いていた結果よりも予想外の良い結果が自分には出ています。
ただ、ここに来ている・来ようとしているほとんどの人のネックにあるのが値段ではないでしょうか。
確かに額面だけ見ればめちゃくちゃ高いです。
でも、今まで方法も無く、値段のつけようも無かったこの分野に、
値段がついて獲得できるようになったというのは、とても安いことではないでしょうか。
実際かかった費用だけ見ると、「結構かかったなー。」と思います。
しかし費用対効果をみると「こんなに安くていいのかな。」と思います。
初診から2、3回通ってみて、通うたびに薄皮を重ねるように効果が出てきたのを実感していたので、「ここは恨みっこなしのギャンブル感覚でボイスケアサロンにかけてみよう。」と決めました。
もし失敗したら、「それは自分がそこまでの人間だったんだと素直に認めて諦めよう。」と思っていました。
自分は喉とは違う病気で何度も医者にお世話になっていたので、大事な所で人のせいにするのは愚かな事で、何も状況は変わらないし、結局は選択した自分に責任があると肌で感じていたので、「恨みっこ無しのギャンブル」という感覚が出てきたのでしょう。
幸い、自分は効果を実感できて「もっとお金を払った方がいいんじゃないか。」と思ってるくらいですから、とても感謝しています。
そして「ギャンブルに勝った。」と自己満足で喜んでいます。
もちろんこれは特殊な経験をした特殊な価値観ではありますが、正直な気持ちです。
初診時にもらった「宿題」をちゃんとこなす事で改善のスピードは上がってきたと思います。
あの小さな紙切れに書いている事は、重要な事なんだと何回か通っていて気づきました。
そして、最後に
発声学の歴史は必ず先生が切り拓いた道の上を通っていく。
これは何十年後も経った未来から振り返ってみなければ分かりませんが、自分は密かにそう思っています。
今まで観念的だった発声向上の分野に、現実的なアプローチで挑んでいるのは革新的なのではないでしょうか。
声に興味の無い人にとっては理解できない世界だと思いますが、声を本気で想っている人をここは裏切らないと思います。
まぁ、個人的感想をつれづれと書いた訳ですが、こういう人間が実際にいたという事が、ここに通ってる人、通おうと迷っている人、これを見かけた人の少しでも参考になれば嬉しいです。
追記:喉ニュースや Voice to Voice へご寄稿いただいた文章には、ご本人からの依頼がない限り、一切、手を加えていません。
POPS・R&Bを歌うYUTAKAさんから突然メールをいただきました。
豊かな高音発声に適した素晴らしい喉頭をお持ちの歌手。
さらなる活躍が大いに期待できる逸材です。
メッセージありがとうございます。
先日は忙しい中施術して頂いて
有難う御座いました。
肺活量UP?の施術の時に
背中を押すと
呼気に変化が起きて
声が大きくなったり、高くなった事が
きっかけ?になり
声を出すときに少し腰を入れるように
背中全体を使う意識で
声出してみました。
あとは施術の効果だと思うんですが
今まで生きてきた中で
一番楽に、心地の良い
響きのある高音が急に出ました。
こんなにも楽に高い声が出る事に
感動しました。
一昨日ボイトレにも行ったんですが
声そのものが格段と良くなってると
先生に言われ、凄く嬉しかったです。
以前は
高い声=生まれつき、才能
と思い、自分には高い声は出ないと
諦めてる時期もありました。
本当に會田先生のおかげです☆☆☆
もっともっといい声になれるように
日々努力していこうと改めて
思えました☆
本当に有難う御座いました♪
あまりにも嬉しすぎてのメールでした。
3月もまた宜しくお願い致します♪
こちらからのメール失礼致しました。
YUTAKA
イタリアで活躍する女性歌手からメールをいただきました。
ご本人に了解を得て、ここに掲載します。
初検時、Mさんの喉は形状も動きも素晴らしい状態でした。
当サロンには、さらに高みへ昇るメンテナンスが目的。
ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
ボイスケアサロン御中
前略
7月にお世話になりましたMと申します。
その節は海外在住で帰国期間が短いというこちらの事情をご考慮頂き、初診のお時間を無理に入れて頂きありがとうございました。
現在、日本に帰国しているのですが、サロンにお電話申し上げたら、予約がいっぱいとのこと、大変残念です。お会いしたときにご報告できれば、と思っていたのですが、メールをさせて頂きました。
7月の診察後日本、そしてイタリアに帰ってからの演奏会本番では、お陰様で感覚がつかめ、以前より疲れて声がなくなっていくことが少なくなって調子がよくなりました。最近限界を感じて楽で安全なレパートリーの物をやることが多かったのですが、先生からの、高音から低音、あらゆるものを試してみて、とのお言葉に、秋に、今まで自分には重いと思って避けていた、アドリアーナルクブルールのブイヨンのアリアとDUETTOを試したところ、本番でも疲れて声がなくなることはなく、むしろアリア中声を出している(鳴らしている)最中に、どこかいいポジションに入ったかのように、自分は頑張っておらず喉は楽なのに、ボリュームが増すという体験をしました。一緒に舞台にいたイタリア人バリトンにも、「声のボリュームが途中で増えた!」と言われたほどでした。
また帰国時に宜しくお願い申し上げます。
お礼まで…